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海外向けFacebook広告運用の特徴と注意点

2021年09月03日
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今回はFacebook広告の特徴と運用時の注意点についてまとめました。

目次

主な利用国
Facebookの利用数
Facebook広告の特徴
まとめ

主な利用国

基本的に全世界
まずFacebookに関する主な利用国について。
Facebook広告の全世界における月間あたりの利用者数は2020年時点で30億人に迫ろうとしています。検索エンジンで言うGoogle同様に、多くの国で最もアクセスされるSNSの一つとして利用されています。

Facebook keep on growing

※出典:statista(Facebook keep on growing)より抜粋
https://www.statista.com/chart/10047/facebooks-monthly-active-users/

一部の地域を除く
各国の利用率は国や地域によりバラつきはあるものの、主要なSNSとしてほとんどすべての国において利用されているFacebookですが、中国など、ごく一部の国では使われていない(利用できない)地域もあります。

Facebookの利用数

このように中国を除く全世界において多く利用されているFacebookですが、国や性別、年齢の違いにおいてどのような特徴があるのか見てみましょう。

国による違い
まず国による違いについて。下のグラフは各国において、Facebook上で広告主がリーチできる割合を人口比で示したものになります。

全世界の平均値が35.8%という中でフィリピン、マレーシア、メキシコ、UAEは90%を超えるリーチの可能性を秘めています。日本は15.9%と世界の平均値よりも大きく下回ることからも、海外におけるFacebook広告の影響力は(日本での経験と比較しても)大きく期待できることが伺えます。

DIGITAL 2021: THE LATEST INSIGHTS INTO THE ‘STATE OF DIGITAL

※出典:DIGITAL 2021: THE LATEST INSIGHTS INTO THE ‘STATE OF DIGITAL
https://wearesocial.com/blog/2021/01/digital-2021-the-latest-insights-into-the-state-of-digital

年齢・性別による違い
続いて、年齢・性別による違いについてみてみます。
下に掲げているグラフは全世界のFacebookユーザーの年齢別、性別による数値を示しています(広告視聴ベース)。女性よりも男性、年代別には男性の25歳-34歳、18歳-24歳、続いて女性の25歳-34歳という傾向があるといえます。

この傾向はFacebook全体のユーザーの利用状況とほぼリンクしているといえます。
ただ、日本の場合はFacebookユーザーの年齢別のデータは35歳-44歳がメインのユーザーとなっていて、それより下の世代はinstagramやTwitterをメインのSNSとして利用している傾向もあります。

DIGITAL 2021: THE LATEST INSIGHTS INTO THE ‘STATE OF DIGITAL

※出典:DIGITAL 2021: THE LATEST INSIGHTS INTO THE ‘STATE OF DIGITAL
https://wearesocial.com/blog/2021/01/digital-2021-the-latest-insights-into-the-state-of-digital

また、SNSの利用シーンを考えるうえで興味深いデータとして、以下の通り投稿自体は男性よりも女性の方が積極的である傾向や、特に女性に関しては世代に関係なく投稿する機能そのものを利用していることがうかがえます。
この傾向は「いいね」ボタンの利用データなどでも同じ傾向があります。

DIGITAL 2021: THE LATEST INSIGHTS INTO THE ‘STATE OF DIGITAL

※出典:DIGITAL 2021: THE LATEST INSIGHTS INTO THE ‘STATE OF DIGITAL
https://wearesocial.com/blog/2021/01/digital-2021-the-latest-insights-into-the-state-of-digital

一方で男性は投稿もさることながら情報メディアの一つとして情報収集目的で活用したり、広告を積極的に閲覧して、自分に必要なサービスやコミュニティに参加する動きをとる傾向が(女性と比較して)あることがわかります。

Facebook広告の特徴

ここまでFacebook広告の利用者に関して傾向、特徴をまとめてきましたが、ここからはFacebook広告の特徴について、利点と注意点の観点からまとめてみたいと思います。

利点
まず利点についてですが、当然出稿する国や言語、広告の目的によって利点は大きく変わってきますので、ここでは主に他のSNS広告との比較において機能面について基本的な点を4つの観点でまとめておきたいと思います。

1) リーチできるユーザーが多い
まず冒頭でもふれたように、広告を出稿することによってリーチできるユーザーが圧倒的に多いことが挙げられます。

DIGITAL 2021: THE LATEST INSIGHTS INTO THE ‘STATE OF DIGITAL

※出典:DIGITAL 2021: THE LATEST INSIGHTS INTO THE ‘STATE OF DIGITAL
https://wearesocial.com/blog/2021/01/digital-2021-the-latest-insights-into-the-state-of-digital

上の表は主要メディアプラットフォームの中における各メディアの利用におけるカバレッジを現した表ですが、この表からもわかるように何らかのインターネットメディアを利用する人は、ほぼ100%に近い値でFacebookも利用している事実があります。

広告を出稿することにおいて、より多くのユーザーにリーチできる背景を持っていることは当然有利に働きますし、仮に市場が大きすぎる場合には後述するターゲティング機能を活用して出稿を絞り込むことも可能です。この点は大きな利点といえます。

2) ターゲティングの精度が高い
そして、二つ目の利点としては「ターゲティングの精度の高さ」が挙げられます。
Facebookには膨大なユーザーデータが収集されていて、それを広告のターゲティング向けに活用できるベースがあります。

このターゲティング機能を有効に活用することで、広告主の望むターゲットに対して効率的に広告を配信させたり、予算に見合った出稿量に抑制したりといった広告出稿が実現できます。

Facebook広告におけるターゲティングの例 

※Facebook広告におけるターゲティングの例

3) 目的に応じた広告形態
Facebookには主な広告形態だけ書き出しても、画像(バナー)広告、動画広告、スライドショー広告、カルーセル広告、キャンバス広告、コレクション広告、ダイナミック広告、リード獲得広告、クーポン広告、イベント広告などの種類があります。

これだけの広告がFacebookという一つのプラットフォームの中で使い分けられるわけなので、特にこれまでただ自社のLPに誘導するだけだった広告がFacebook広告内で様々な表現が可能になっています。広告主側から見れば当然これらをうまく使い分けることで広告そのものを差別化したり、訴求力であったり、獲得効率を上げることに寄与するよう使い分けていくことが出来るようになっています。

また、一方で、国や業種・業態によってこれらの広告形態をうまく使い分けるノウハウが求められるようになってきていることも事実です。

4) LP、集客手段のバリエーションが多彩
4点目としてLPや集客手段のバリエーションの豊富さがあります。

前項で述べたように、Facebook広告には多くの広告形態を選ぶことが出来ますが、広告を見たユーザーの次のアクションの選択肢も豊富です。通常インターネット上で広告を見たユーザーが遷移する先はその広告主の運営するWEBサイト(サービスのページ)等になるのが大半ですが、Facebookの機能の一つであるFacebookページに遷移させることで顧客誘導を簡潔させる選択肢も選ぶことが出来ます。

またFacebookページ側の表示バリエーションも多彩になったことで、これまでは飲食店や小規模店舗等WEBサイトを持たないオーナーに向いていたFacebookページへの広告誘導から、すべての広告主がFacebookページへの誘導が選択肢となり得るという状況に変化しつつあります。

日本の場合はFacebookページを活用したユーザーとのコミュニケーションはあまり盛んではありませんが、国や地域、サービスの業態によっては、通常のWEBサイトに誘導するよりも高いエンゲージメントを結ぶことが容易に可能になるので積極的な検討が必要になっています。

注意点
続いて注意点について、2つ挙げさせていただきます。
1) KPIの設定
まず一つ目としてKPIの設定です。既に述べているようにFacebook広告による集客のバリエーションは豊富にあります。合わせて、広告上から読み取れる指標も様々です。それにより、その効果が多方面に期待されることが多く、単純明快な指標で評価してよいものか十分に検討する必要が出てきています。

2)「無駄打ち」に注意
これも業態や言語、国などの多様性に対応するプラットフォームに進化したFacebook広告にとって一つの弊害リスクとなる項目です。

これらの注意点については、まず広告本来の目的として「伝える・伝わる」ことを前提に、経験に基づいたアドバイスを受けてリスク回避していくのが成功への近道になるでしょう。

3)海外ならではの注意点
もう一点。海外ならではの注意点として、Facebookプラットフォーム上でのユーザーとのコミュニケーションが挙げられます。

日本の場合、例えば企業サイトの場合は多くの企業がFacebookページを作成しユーザーに情報発信はしているものの、ユーザーが実際にサービスに関して情報収集する場合はその企業やサービスのWEBサイトを閲覧する傾向が顕著です。SNS上で質問する場合も投稿そのものに関する感想やコメントが多く、企業側の対応もひとつひとつ丁寧に回答するページもあればすべてに返信はしないようなページもあります

一方で海外の場合、ユーザーがFacebook上で商品やサービスに関して具体的に(回答を前提とした)質問を期待するコミュニケーションを求めるケースが頻繁に発生します。つまり、企業側はFacebookページを開設する以上、そのページへの問い合わせに関しては接客、商談レベルで対応する体制が必要になってくるということです。

WEBサイトや電話、メールでのユーザー対応は第三者が知ることはできませんが、Facebookというプラットフォームでは当事者以外も情報を得ることが出来るので、応え方、その伝え方、対応スピード等がユーザーの評価に直接影響を与えます。

この部分は、国や地域によって多少異なってきますが、広告のLPをどのページに設定するか(FacebookページかWEBサイトか?、Facebookページをフルに活用するかあるいはFacebookページの開設は控えるか?等)見極めと判断、さらには必要に応じてリソースの確保が必要になります。

まとめ

以上、「海外向けFacebook広告運用の特徴と注意点」についてまとめました。
既に記載の通り、Facebook広告は世界中の多くの言語で使えるプラットフォームであることや、その広告バリエーションの豊富さから、実際の広告運用シーンではターゲットや商材により様々な選択が求められます。

国や業態、求める成果などによってノウハウは一般化できますが、それが必ずしもすべての広告主にマッチしえないという現実的な課題があることも事実です。
一方で、特に海外向けのFacebook広告は、だからこそまだまだ攻略の糸口があって、他社との比較において運用で差別化することもできる広告であるといえます。

以下は、各国の広告文やクリエイティブの特徴についてまとめたコラムです。
ぜひ、併せて御覧ください。

【2021 年版】中国向け Web 広告の国別の特徴と注意事項(広告文編)
https://www.globalmarketingchannel.com/column/20210601

【2021年版】台湾・香港向けWeb広告の国別の特徴と注意事項(広告文章編)
https://www.globalmarketingchannel.com/column/20210617

【2021年版】東南アジア向けWeb広告の国別の特徴と注意事項(広告文編)
https://www.globalmarketingchannel.com/column/20210630

【2021年最新】欧米・欧州向けWeb広告の国別の特徴と注意事項(広告文編)
https://www.globalmarketingchannel.com/column/20210701

【2021年版】中国向けWeb広告の国別の特徴と注意事項(クリエイティブ編)
https://www.globalmarketingchannel.com/column/20210708

【2021年版】台湾・香港向けWeb広告の国別の特徴と注意事項(クリエイティブ編)
https://www.globalmarketingchannel.com/column/20210708-2

【2021年最新】東南アジア向けWeb広告の国別の特徴と注意事項(クリエイティブ編)
https://www.globalmarketingchannel.com/column/20210729

欧米・欧州向けWeb広告の国別の特徴と注意事項(クリエイティブ編)
https://www.globalmarketingchannel.com/column/20210714

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