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【2021年版】中国向けWeb広告の国別の特徴と注意事項(クリエイティブ編) 

2021年07月08日
キャンペーン

中国のWeb広告事情を知りたい。
中国に向けたWebマーケティングをしたい。
中国に向けたWeb広告を検討している。
こちらの記事は、上記のような課題をお持ちのマーケティング担当者様向けのものです。

以前は中国向けWeb広告の広告文の特徴と注意事項をご紹介しました。
【2021 年版】中国向け Web 広告の国別の特徴と注意事項(広告文編)
今回は中国向けにバナー広告を配信する際に注意していただきたいこと、心掛けていただきたいことを紹介します。

目次

中国ユーザーに好まれる色、好まれない色とは?
おさえておくべきクリエイティブ構成とは
中国プロモーションで導入すべき訴求ポイント
中国Web広告クリエイティブ制作における注意点
まとめ

中国ユーザーに好まれる色、好まれない色とは?

昨今中国のインターネット広告市場は拡大しており、その分広告配信を行う企業は増加しています。ユーザーは一度に多くの広告を目にしているため、自社の広告をクリックしてもらうためには、まずはユーザーの目を引くことが必要です。

そこで考えてみましょう。あなたがWebサイトを閲覧しているときにギラギラした色の広告と落ち着きのある色合いの広告ではどちらに好印象を持ちますか?日本人の場合、好きな色の特徴として落ち着きのある色(白、青、緑等)を好み、金や銀のようにキラキラ・ピカピカした色合いは好まないため、落ち着きのあるテイストが好まれる傾向にあります。

中国人ユーザーも同じように好きな色味や苦手な色味があります。それでは中国ユーザーの好みの色とは何色なのでしょうか?横浜中華街や長崎新地中華街、近所の中華料理店を想像してみてください。おそらくこのようなイメージを思い浮かべるのではないのでしょうか。

横浜中華街のイメージ

弊社のこれまでの中国プロモーション実績からも、写真のようなインパクトのある色味が好まれる傾向にあります。中国人ユーザーの傾向としては以下の通りになります。

好まれる色:赤、黃(金)色、緑、青、紫、黒
好まれない色:白

企業や商材によってはブランドイメージ等もございますので、上記の色を考慮したバナーと、ブランドイメージを反映したバナーの両方で検証していくと良いでしょう。

おさえておくべきクリエイティブ構成とは

中国向けクリエイティブ制作では基本的に以下の要素をおさえておきましょう。

1.言語表記は簡体字
中国での言語表記は簡体字が基本です。中国語には、北京語(北方語)、上海語(呉語)、江西語(贛語)、湖南語(湘語)、福建語(閩語)、客家語、広東語(粤語)の七大方言が存在します。正式な自体は簡体字で、ウェブサイトや印刷物、書き物についても簡体字で表記する必要があります。

2. 日付・時間・貨幣・電話番号の表記方法
日付、時間、貨幣、電話番号は下記のように記載しましょう。下記項目はクリエイティブへの記載必須条件ではないため、参考程度にご確認下さい。

日付表記:年、月、日 yyyy-mm-dd(0あり)  例) 2017-12-13、2017年12月13日
時間表記:12時間と24時間表記 両方
貨幣表記:漢字で表記「元」
電話番号:86-00000000

3.政治的考慮
中国プロモーションにおいては台湾・香港問題への考慮が必要です。香港、台湾を含まない中国本国向けエリア限定広告の場合は「中国」で問題ありませんが、香港・台湾も対象とする場合は「中国大陸」と曖昧な表現を用い、国を強調しない方が良いとされています。

中国プロモーションで導入すべき訴求ポイント

ポイント1:価格×質をうまく組み合わせましょう
中国人の消費動向として、価格重視から質や機能の多さ等の付加価値も求めるようになってきています。新型コロナウイルスの影響で日本でのショッピングができなくなった2021年は、特に越境EC需要が躍進しているため、購買意欲の高いユーザーが増えています。
弊社の中国ネイティブスタッフと空気清浄機について話していた際、「安いのも大事だが、少し高くても多機能で質がいいと思ったものは買いたいと思う。」と話していました。そのため、プロモーションの事前準備として競合調査が重要となります。

ポイント2:数字を活用しましょう
上記にもある通り、中国人の購入活動に価格や質等、いわゆる数値化されるものが指標になる傾向にあります。キャンペーンの際はもちろんのこと、突出して数値訴求ができるものがある場合は、ブランドイメージに損なわない範囲で導入頂くことをおすすめ致します。

ポイント3:伝えたいことはシンプルに
日本語の場合、情報量を求めてしまいがちですが、中国人ユーザーの傾向としてシンプルかつわかりやすくがポイントです。情報判断のスピードが日本人よりも早い傾向にあるため、多くのテキストを見てしまうと読むのを諦めてしまいます。日本のように中国語にはひらがなやカタカナは存在しないため、強調したい文字は色で識別するなどして工夫する必要がございます。

以下は上記のポイントを抑えた具体例です。

中国向け広告のクリエイティブイメージ

中国Web広告クリエイティブ制作における注意点

注意点1:表現の注意①
広告分と同様、クリエイティブでも中国の広告法により、最大級表現とみなされる表現は使用できません。「国家級」、「最高級」、「最良」、「最」、「頂」、「首」、「第一」等が該当します。「最」は、文字がある時点で否認されます。

注意点2:表現の注意②
中国の広告法により、効能、性能、成分量、用途、サービス提供者等あらゆる情報を正確に記載しなければなりません。例えば、「満足度95%」という表現を広告内で使用したい場合は、根拠を記載する必要がございます。

その他に特定の容姿や肌の露出、特定の人に精神的・身体的苦痛を味合わせるようなクリエイティブも否認されます。例えば、お酒に関するプロモーションを行いたい場合、日本では過去、よくゴクゴクと美味しそうに飲む姿をクリエイティブとして利用する場合がありましたが(2021年現在では業界として「ゴクゴク」などの効果音、喉のアップ等を自粛)、中国においてもそのような姿はアルコール依存症等の患者に苦痛を与えかねないため、このような表現は禁止となります。逆にお酒のボトルとお酒は成人が対象ということが記載される場合は認められます。

喉をアップしたイメージ
お酒のイメージ

注意点3:ブランドセーフティー対策について
中国でGoogleのようなアドネットワークを活用したい場合は、中国系のアドネットワーク媒体の多くはGoogleと違い、表示対象のURLやサイト名は暗号化されている場合が多いため、基本的にブランドセーフティー対策が難しい傾向にあります。日本などのGoogle系媒体を扱えるものであれば、手動で掲載先を確認できたり、ブランドセーフティーツールを導入し業務の自動化が図れますが、中国の特別なWeb事情により同じような対策は不可能となります。そのため、広告効果を検証するにあたり、よりセグメントの精度を高め、時間をかけて検証を行っていく必要があります。

まとめ

いかがでしたか?中国におけるプロモーションは単なる翻訳や言語の差し替えだけではうまくいきません。また、Webに対して制限が多いため、より一層丁寧にプロモーションの準備をしていく必要がございます。弊社は多言語Webプロモーションを強みにしており、上記のような特性を把握したうえでのご提案が可能になります。広告効果を改善したい、始めるにあたって不安、そのようなお考えのご担当者様はぜひお問い合わせくださいませ。

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