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インバウンドコラム
コロナ禍の中 アジアのマーケターが今やっていること

2020年07月16日
キャンペーン

Think with Google のAPACトラベルトレンドと旅行再開後への備え

  旅行業界は、COVID-19パンデミックで最もひどい損害を被った業界の一つに間違いありません。航空会社、旅行会社、観光局、ホテルなど、都市封鎖と渡航制限に大きな影響を受けています。Campaign Asiaが、この未曾有の危機の最中、4人のマーケッターに状況と現在どんなマーケティング・コミュニケーションをとっているのかインタビューしています。香港のクルーズ船Genting Cruise副社長は、顧客へ直接エンゲージすることを重視し、オンラインコンテンツ重視のマーケティングへシフト。乗客へ衛生や健康管理を強化した「Cruize As You Wish(カスタマイズクルーズ)」情報を周知し信頼を築いていくことを第一優先にしているそうです。シンガポール観光局のマーケティング副局長は、素晴らしいシンガポール物語を示し続けることで、シンガポールを変わらず一番の旅行先にとどめていてもらうために、デジタルコンテンツを拡充。例えば週末のバーチャル・レイブでナイトライフや音楽を、家から楽しんでもらうなど。GoogleやFacebook、LinkedInといったIT大企業と組んで、地元旅行業界の活性化にも取り組んでいます。マリオットホテルインターナショナルのアジア太平洋統括営業責任者は、顧客やホテルリワードメンバーへのエンゲージがいまだかつてなく重要になっているとして、料理のライブ・ショーやDJパーティ、ホテルの食事デリバリーを実施し、顧客とのつながりを維持。旅行が再開されれば、安全と衛生が新しいアメニティの一つになることは間違いないので、現在は、モバイルチェックインや、より強化した清掃方法などのオペレーションの準備をしています。JALのグローバルマーケティング部長は、渡航制限の期間は、全てのチャンネルで広告を大幅に削減し、オウンドメディアの充実に注力し、ユーザーに必要な情報を探しやすく改善。今までは機上では日本のおもてなしの心を最優先に快適な空の旅を提供してきましたが、今後はより衛生面を強化した追加措置をとっていく予定です。必要な情報を必要なときに提供し、安心・安全な旅を提供するという役割は代わりありません。とコメントを寄せています。4者に共通していることは、有料広告を減らしつつ、エンゲージを維持するため、オウンド・メディアから個人個人へカスタマイズされた情報発信する環境を整えつつ、各市場の旅行再開に備えて安全と衛生管理を強化しています。(参照※1)
  GoogleとGlobal Web Index(GWI)が、4月7日~5月4日の期間で合同調査したアンケート結果によると、今後3ヶ月以内に国内旅行へでかけたい旅行者が、インドネシア、インド、フィリピン、ベトナムでは25%以上だったのに対し、日本とオーストラリアでは14%以下で、この傾向は海外旅行についてもみられ、今後6ヶ月以内に海外旅行を計画しているという回答は、オーストラリアや日本、シンガポールより、インドネシア、インド、フィリピン、ベトナムでは1.5倍以上みられました。(参照※1、グラフ1)GWIの調査によると、コロナ後の優先消費項目は、服や家電など消費財購入が1位だったインドを除く、APAC全ての国と地域で、休暇旅行が最優先項目で、世界的に見ても、COVID-19のせいで旅行をキャンセルせざるを得なかった人のうち45%が、収束後には、真っ先に旅行したいと答えています。

次の国内休暇旅行はいつ頃の予定ですか?

  コロナ後の旅行のしかたについて、コロナ前と後では変わると考えている旅行者は、APACの旅行者は、87%で、北米(67%)、ヨーロッパ(70%)より多くの人が、コロナ後に旅行の意思決定プロセスが変化すると考えています。今後3ヶ月以内に旅行を計画している旅行者のホテルを選ぶ基準は、一番考慮する事項は各国で異なりますが、「医療機関レベルの清潔さ」が、平均25%で、すべての市場で、大切なホテル予約の決め手となります。(参照※1、グラフ2)航空券予約については、柔軟なキャンセルポリシーが決め手です。(参照※1、グラフ3)回答者の25~30%が最初の旅行先は近場の旅行先やドライブ旅行にすると回答していて、そのなかでもビーチやアウトドア旅行に惹かれています。(参照※1、グラフ4) 旅行者の意思決定経路が変化している今、いかにニーズに合わせて柔軟に対応できるかが鍵となります。まずは、情勢を見極めましょう。海外旅行を含めた旅行業界全体の復興は、先が見えません。「トラベル・バブル」オファーなど、時流にあったキャンペーンを用意する必要があります。また、ターゲットを再考し、届けるメッセージも吟味しましょう。以下のグラフが示しているように、国や地域ごとに消費者が気にするポイントは様々です。どのターゲットにどのフェーズでどんなメッセージを届けるのか、検討し、ニーズに合った発信が必要です。そして、このピンチをチャンスととらえ、例えばGoogleアカウントキャンペーンをデータ分析をしやすくクリーンアップする、自動入札機能を試してみるなど。先の見えない困難な道程ですが、いつか収束する時のために、消費者へ有益な情報を発信し、それを届けることで、つながりを維持して行く必要があります。(参照※1)

3ヶ月以内にホテルを予約するなら、どの条件が最も決め手になりますか?

※1 アジアのマーケッターの戦略は | Campaign Asia
https://www.campaignasia.com/article/what-are-travel-marketers-in-asia-spending-on-right-now/461717
※2 APACトラベルトレンド: Think with Google
https://www.thinkwithgoogle.com/intl/en-apac/trends-and-insights/state-travel-apac-identifying-trends-prepare-road-ahead/

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