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インバウンドコラム
新型肺炎で訪日旅行客は年間310万人減少の恐れ

2020年04月22日
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訪日旅行消費額では2.9兆円喪失か

  三井住友トラスト基礎研究所が、2003年のSARS(重症急性呼吸器症候群)流行時のインバウンドへの影響から、2020年新型肺炎による影響を試算したレポートを3月3日発表しました。SARS流行時の中国からの旅行者数減少は、最大で単月マイナス66%程度だったことから、それと同様の想定で2020年への影響を試算すると、中国人旅行者の減少は、年間約135万人。訪日客全体では311万人と予測しています。ただし、今回の新型コロナウィルスは、世界的パンデミックに拡大し、各国で大幅な移動制限が行われているため、インバウンドへの影響はSAR以上となる可能性が非常に高く、このレポートデータは、あくまで最低限の影響と考えられます。(参照※1、表1~3)3月12日発行の日本旅行業協会のニュースリリースでは、2020年1月~3月訪日旅行の景気動向指数(DI値)はマイナス77で、プラス圏だった2019年4Qより81ポイントと大幅に低下しました。国内各方面別でも、全方面で低下し、好調だった「東京(TDR含む)」も76ポイント低下し、-66に落ち込んでいます。3ヵ月後(4~6月)は「ゴールデンルート」(+8)、「関東」(+7)、「東京(TDR含む)」(+6)は回復しますが、韓国旅行者の多い「九州」や、現在、感染者数の多い北海道などはさらに低下する見込み。6ヵ月後(7~9月)は全方面で回復傾向となる見込みですが予断を許しません。(参照※2、グラフa)

地域別に見たコロナウイルスの影響
地域別に見たコロナウイルスの影響
地域別に見たコロナウイルスの影響
コロナウイルスのベース予測と新型肺炎の影響
日本旅行業協会のニュースリリース

  観光政策研究者の山田雄一教授がトラベルボイスに寄せたコラムでは、2018年と比較し2020年旅行消費額がどれだけ下がるか試算されています。訪日旅行を秋ごろまで低空飛行が続き、年末に向けて回復へ向かうが、完全な復調は年明けと想定すると、訪日旅行では対2018年比40%減の2.9兆円の市場喪失と試算しています。(参照※3)

※1 SARSとの比較 - 三井住友トラスト基礎研究所
https://www.smtri.jp/report_column/report/pdf/report_20200303_2.pdf
※2 JATAニュースリリース|日本旅行業協会
https://www.jata-net.or.jp/about/release/2020/pdf/200312_shijo.pdf
※3 ポスト・コロナ時代を見据えて | トラベルボイス
https://www.travelvoice.jp/20200328-145751

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