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インバウンドコラム
日本発着の国際線 4分の1が中国路線に

2019年12月18日
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航空自由化で航空会社・空港の競争激化
  国土交通省によると、2019年冬(10月27日~来年3月28日)に日本と中国を結ぶ定期便は週1406便と夏に比べて19%増え224便になり、大きく減便した韓国を抜いて日本発着の国際線の首位となりました。日本の国際線のうち27%が中国路線で、日本の空港を離着陸する航空機の4機に1機が中国とのフライトということになります。対照的に韓国路線は501便(39%)も減り778便に。航空自由化に伴い、発着枠に余裕がある成田空港などは原則として増便を受け入れています。路線増に積極的なのは中国の航空会社です。大手の中国南方航空が増便したほか、厦門航空が福建省・福州から成田に就航するなど、中堅も地方の旅行需要を掘り起こしています。日系航空会社は押され気味で、中国路線のシェアを中国系に奪われています。(参照※1、図1)
  中国のLCC、春秋航空が茨城空港を「茨城(東京)」、佐賀空港を「佐賀(福岡)」として売り出している、と一部ネット上で話題になっていました。現在は「茨城(近东京)」「佐賀(近福岡)」という表記になっています。地理に疎い海外からの旅行者にとってみれば、県が違っても確かにそれほど気にならず、近さで売り出すいい販売戦略だと、感心しました。(参照※2、図2)さらに、茨城空港は東京駅までの連絡バスを、航空機利用者へ500円とワンコインで販売しています。(参照※3、図3)

日本発着便方面別シェア
空港連絡バス写真

  香港の新聞South China Morning Postでも中国の日本旅行ブームを取り上げています。抗議活動が続く香港や、個人旅行が制限されている台湾を避け、日本旅行がブームです。日本を訪れ、日本を知る人が多くなるにつれ、2000年代に顕著だった反日的な雰囲気はほとんど消え、北京在住で日本に住んだこともあるフランク・クイ氏は、「中国と日本の関係は、政府と市民社会の両方で過去10年間で最高のハネムーン期間にある」とコメントしています。香港に行けない代わりに日本へ日用品を買い物に来ています。近代的な都市と歴史的な寺院のコントラストも魅力ですが、かなり多くの人が健康診断受診、不動産投資や新しいビジネスチャンスを探しに日本へ訪れています。(参照※4、写真a)

※1 国際線、中国勢が急拡大:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52081900S9A111C1EA2000/
※2 フライト情報 - 春秋航空网
https://flights.ch.com/SIA.html
※3 東京駅からワンコインで空港へ! | 茨城空港
http://www.ibaraki-airport.net/more/tokyobus.html
※4 日本旅行ブーム - South China Morning Post
https://www.scmp.com/economy/china-economy/article/3038966/chinese-tourism-japan-hits-record-highs-travellers-turn-their

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