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インバウンドコラム
中国eコマーストレンド2019

2019年07月23日

オンラインショッピングはモバイルアプリで

  スマートフォンの普及に伴い、モバイルショッピングアプリが浸透し、中国人のオンラインショッピングの入り口がアプリへ移行してきています。中国の大手デジタルメディアChina Internet Watchの調査によると、2017年の中国オンライン売り上げの80%は、モバイルアプリからの流入が占めました。(参照※1、グラフa)この傾向は今後も継続していくでしょう。

モバイルeコマース5大プラットホーム

  中国のSNSマーケティング会社Dragon Socialの、2018年11月の月間平均ユーザー数(MAU)トップ5によると、1位は、Taobao(淘宝)アプリ。2位Pinduoduo(拼多多)、3位JD.com(京东)、4位VIP.com(唯品会)、5位T-Mall(天猫)と続きます。MAU数5,400憶、アプリ浸透率52.5%で1位の淘宝は、中国ではオンラインショッピングとほとんど同義語です。中国人が最も好むショッピングアプリとして、中国C2C市場を席捲してきました。2009年にアリババシングルデーセール創設が、Taobaoのオンラインショッピングでの地位を不動のものにしました。2位の拼多多は、UMA数2,830億、浸透率は22.4%です。拼多多の特徴は共同購入で、より多くの人で購入するとより安く買えるという形態が、中国人に受け、2015年のローンチ以降業界2位にまで躍進しています。3位のJD.comは、MAU数2,636億、浸透率22.3%です。90年代に電化製品実売から始め、少しずつ販売カテゴリを広げ、今では中国のオールラウンドマーケットプレイスへ成長しています。テンセント系のJD.comの特徴は、豊富なグローバルブランドの取り扱いと強固な物流サービスです。確実な物流を背景に、海外高級ブランドの中国市場進出を助けています。シングルデイに対抗して、6月18日に開催している618セールは、中国第2のセールイベントになっています。4位VIP.comは、オンライン上のアウトレットモールとして、5位天猫は淘宝のB2Cショッピングモールで、天猫とJD.comで中国のB2Bトランザクションの80%以上を占めます。(参照※1、グラフb)

2019年のeコマーストレンドは、若者、ペット、小紅書(Xiaohongshu)

  China Internet Watchの調査によると、16歳から35歳のミレニアル世代とZ世代が、中国オンライン売上の85.1%をしめています。他の世代と異なり、海外旅行や留学の経験が豊富で、海外ブランド品購入意欲が非常に高く、また、デジタルネイティブ世代で、従来の広告のほとんどをミュートしてしまうため、より魅力的でパーソナライズされた広告戦略が必要です。商品カテゴリでは、化粧品などの美容グッズやサプリメントなどのヘルスケア用品への興味が高く、高級海外ブランド品市場へ大きなインパクトを持つ世代です。
  中国ペット製品協会によると、中国でペットを飼う人は、年15%ずつ増えています。ペットオーナーの70%が、若いミレニアル世代で、ペット製品のオンライン購入も大幅に増加しています。ペット製品全体の売上は過去5年間で3倍に増え、2018年は1,750億元(2兆7,660億円)、2019年には1,980億元(3兆1,290億円)に達する見込みです。
  あふれる広告に嫌気が差している中国の消費者は、SNS上で各自のネットワークから購入するソーシャルネットワーク購入へ移行してきています。WeChatPayやAliPayなどモバイル決済アプリで、個人間の支払いがスムーズになったこともこのブームに拍車をかけています。商品を目にし、信頼できる人からの口コミが読め、さらに購入も一度にできるプラットフォーム Xiaohongshu(小紅書)が急成長中で、恐らく来年には人気ショッピングアプリトップ5にランクインするでしょう。(参照※1、図1)

※1 中国eコマーストレンド(2019) Dragon Social
https://www.dragonsocial.net/blog/top-china-shopping-apps-china-ecommerce/

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