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コラム

2019年06月12日
アウンコンサルティング株式会社

インバウンドコラム
2019 年桜旅行実績
4 月訪日の多い国 タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピン 2019 年は?

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  日本政府観光局(JNTO)が 2019 年 4 月の訪日外客数推計値を発表しました。4 月の桜の季節に訪日人数が多 いタイ、フィリピン、ベトナム、インドネシアの 2019 年 4 月の訪日人数実績を確認してみました。例年タイの訪日ピークは、 タイのお正月ソンクラーン休暇がある 4 月です。2019 年も前年を上回り、前年同月比 10.9%増の 164,800 人で、 単月として過去最高記録でした。(参照※1、グラフ a)タイ国内でも、日本駐在員の多く滞在するバンコクの中心地、プロ ンポーン駅前で、イオンが 2019 年 4 月 26~28 日桜まつりを盛大に開催していました。(参照※2)
  ベトナムも、4 月が例年訪日旅行ピークです。2019 年は前年同月比 9.9%増の 55,300 人で、単月として過去最 高を記録しました。旧暦 3 月 10 日が「雄王(フンヴォン)記念日」という祝日で、2019 年は 4 月 14 日(日)にあたり連 休ではありませんでした。その他、4 月 30 日(火)が南部解放記念日、5 月 1 日(水)がメーデーと週半ばの 2 連休など の利用や、航空各社の需要ピークを見越した新規就航や増便、航空券割引セールスプロモーションが訪日人数を押し上 げの要因と考えられます。(参照※1、グラフ b)
  インドネシアは、2017 年までは 4 月が訪日ピークでしたが、昨年からは、ラマダン明け大祭休暇の 6 月にピークが移って います。今年は 4 月 3 日(水)と 4 月 19 日(金)と 2017 年と同じく祝日がありましたが、訪日人数は前年同月比 7.7%減の 39,800 人でした。要因は大統領選挙前で旅行需要が抑えられたためです。(参照※1、グラフ c)インドネシ アでは、選挙後も大規模なデモや暴動が発生しています。6 月 5 日(水)のラマダン明け前後の大型連休までには落ち着 き、訪日人数も戻ってきてくるといいのですが。(参照※3)
  フィリピンは、6 月が学年始まりで 4 月から 2 ヶ月間が夏休みです。昨年は 3 月末だったイースター休暇も、2019 年は 4 月 18 日(木)~4 連休だったこともあり、訪日人数は前年同月比 8.5%増の 69,300 人で、単月として過去最高を 記録しました。(参照※1、グラフ d)イースター休暇にフィリピンが伸びているので、それでは、同じくイースターを祝う米英豪 はどうだろう?と調べてみたところ、英国、オーストラリアも 4 月に訪日人数が伸びています。(参照※1、グラフ e、グラフ f)ア メリカは、例年 3 月に訪日人数がぐんと増えます。昨年はイースター休暇が 3 月末で、今年は 2017 年と同じく、4 月だっ たので、3 月を上回るかと思っていましたが、前月比ではダウンしてしまいました。しかし、前年同月比では 15.8%増の 170,200 人で、4 月として過去最高を記録しました。(参照※1、グラフ g)

訪日人数実績

※1 訪日外客数(2019 年 4 月推計値)JNTO
https://www.jnto.go.jp/jpn/news/press_releases/pdf/190521_monthly.pdf
※2 WiSE「イオン桜まつり」 | タイランドハイパーリンクス
https://www.thaich.net/news/20190331ws.htm
※3 インドネシア情勢 | South China Morning Post
https://www.scmp.com/week-asia/politics/article/3011579/indonesias-election-riot-under-control-and-one-man-taking-credit

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